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中小企業診断士とは

中小企業診断士の養成課程はキツイ?【修了者が語る本音】

 

  • 養成課程ってどれくらいキツイの?
  • 入試に受かるコツは?
  • 2次試験を受けずに最初から養成課程を狙うのはあり?

 

以上の悩みを解決できる記事となっております。

 

本記事の内容

・養成課程とは
・養成課程修了者へのインタビュー

 

本記事では、養成課程を修了して中小企業診断士になった竹内希菜さんへのインタビューをまじえながら、養成課程のリアルをお届けします。

 

ゲスト:竹内希菜さん

中小企業診断士の竹内希菜さん

中小企業診断士。大手外資系コンサルティングファームに勤務しながら、セミナー登壇など精力的に活動している。基幹システム刷新・DX推進などのプロジェクト経験が豊富なITコンサルタントとして活躍。

»竹内さんのnote

»竹内さんの紹介ページ(日本工業大MOT)

 

この記事を読めば、養成課程についての疑問がすべて解消されますよ!ぜひ最後までご覧ください。

 

本記事の執筆者

かげつ(@kagetsu_smec

 

 

養成課程とは

 

養成課程を一言であらわすと「中小企業診断士の1次試験合格者を対象とした学校」です。

 

養成課程で座学や実習などのカリキュラムを修了することで、2次試験や実務補習を経ずに中小企業診断士に登録できます。(下図参照)

養成課程を修了すれば、2次試験や実務従事を経ずに中小企業診断士登録ができる。

養成課程のイメージ

 

2次試験に合格できなかった人が入学する場合が多いですが、入学~修了できれば確実に中小企業診断士になれるため、1次試験合格後にすぐ養成課程を目指す人もいます。

 

養成課程一覧

 

養成課程を実施している機関は全国に14か所あります。(2021年8月現在)

 

機関名 所在地 費用 期間 全日制
中小企業大学校 東京都 230万円 6ヵ月
法政大学 東京都 259万円 1年
日本生産性本部 東京都 240万円 6ヵ月
日本マンパワー 東京都 275万円 1年
名古屋商科大学 愛知県 394万円 2年
中部産業連盟 愛知県 231万円 1年
東洋大学 東京都 257万円 2年
千葉商科大学 千葉県 258万円 2年
兵庫県立大学 兵庫県 184万円 2年
城西国際大学 東京都 178万円 2年
福岡県中小企業診断士協会 福岡県 242万円 2年
札幌商工会議所 北海道 204万円 6ヵ月
日本工業大学MOT 東京都 200万円 1年
大阪経済大学 大阪府 200万円 1年

※掲載情報は2021年8月時点。最新情報は必ず各機関のWebサイトでご確認ください。

※厳密には「中小企業大学校」以外の12機関は「登録養成課程」と称しますが、本記事では「養成課程」に統一します。

 

ポイントは以下です。

・養成課程の費用は200万円~250万円ほど
・修了までにかかる期間は6か月~2年
全日制(=平日昼間に講義を行う)の機関もある
東京近辺に住む人が、働きながら1年で取りたい場合は「日本マンパワー」と「日本工業大学MOT」の2択になる

 

それなりにお金や時間がかかる点、平日昼間に講義が行われる機関もある点などに注意が必要です。先に言っておくと、働きながら通うのはめちゃくちゃ大変です。

 

養成課程修了者へのインタビュー

 

ここからは竹内さんへのインタビューを通じて、養成課程のリアルな体験を紹介していきます!

 

-竹内さん、よろしくお願いします。まずは養成課程に入学するまでの経緯を教えてください。

竹内さん

私は2017年・2018年に2次試験を受けましたが、残念ながら合格できませんでした。

ただどうしても中小企業診断士になりたくて。養成課程への進学を決意し、日本工業大学MOT(以下、MOT)に入学しました。

中小企業大学校や法政大学も検討しましたが、平日昼間に講義があり、会社を辞めないと入れないので断念しました。

 

-養成課程の入試ってどんな内容なんですか?

竹内さん

15分間のプレゼンテーション+質疑応答でした。志望理由や自己PR、これまでの社会人としての実績、中小企業診断士になったら取り組みたいテーマなど、わりと普通のことが問われました。

MOTは定員15名なのですが、5人ずつ3回に分けて募集するんです。
私はそのうちの第2回に応募しました。当時の倍率は6~7倍だったと記憶しています。

 

-6~7倍!?入るだけでも大変ですね。合格のコツって何なんでしょう?

竹内さん

そうですね。最近は1次試験の合格者が増えている影響もあって、10倍以上の機関もあると聞きます。合格基準がはっきりしているわけではないのですが、顧客の課題解決に対する意欲をアピールすることは重要だと考えています。

「勉強します!」「資格が取りたいです!」というスタンスよりは「MOTで学んだことを活かしてどんなコンサルタントになりたいか」を語ることを意識して臨みました。

 

-講義のスケジュールを教えてください。

竹内さん

平日は火曜・金曜の18:30~21:30。土曜日は9:30~20:00でした。

 

-働きながらでも通えるスケジュールですね。通学について職場の理解は得られましたか?

竹内さん

当時はSEとしてお客様のオフィスに常駐していたのですが、職場の理解により、講義の日は定時にあがらせてもらうことができました。まわりのご理解のおかげで勉強を続けられました。

 

-環境に恵まれましたね。ところでMOTの学費は200万円とのことですが自腹でしたか?

竹内さん

全額自腹です。貯金を少し切り崩しました(笑)ただしMOTは「教育訓練給付制度」が使えたので手出しは160万円くらいでしたね。

 

-ほかの生徒の年齢層は男女比を教えてください。

竹内さん

同期15人の中で女性は私1人でした。年代は40~50代がボリュームゾーン。中には60代の方もいたりと幅広かったです。

MOTは神田にあるので東京都に住んでいる人が多いのですが、遠い人だと長野県から通っていましたね。

 

-長野から通う気概がすごいですね。メンバー間の結束は強かったんですか?

竹内さん

それはチームによりますね。MOTでは15人を5人ずつの3チームに分けて「企業診断実習」と呼ばれるグループワークを行います。

業界や役職もバラバラなので、進め方に戸惑ったり、議論が白熱する場面も多くありました。

でも不思議なもので、実習のときに激論を重ねた人ほど修了後もつながっているんです(笑)養成課程の同期どうしで仕事を紹介しあったり・・・

 

-「企業診断実習」って具体的に何をやるんですか?

竹内さん

学校とつながりのある企業様に対してコンサルティングを行います。「現状調査」⇒「課題の抽出・整理」⇒「解決方向性の検討」⇒「具体的な施策の検討」という流れが多いですね。

 

-そこだけ聞くと、コンサルティング会社がやってる仕事と似たような印象です。 竹内さんご自身も今はコンサル会社で働いていますが、ちがいは感じますか?

竹内さん

コンサル会社だと「中長期的な事業戦略立案」みたいなフワッとした仕事も多いじゃないですか。それとちがい、養成課程の実習では「即効性のある改善施策」が求められました。私が担当した実習では、売上向上やコスト削減に直結するシステムの選定~評価などをやりましたね。

 

-すばらしいですね。そうやってクライアントの経営改善を数字できちんと示すのがコンサルのやるべき仕事だと思います。話がそれましたが、養成課程はハードと聞きます。ぶっちゃけ何時くらいまで仕事してましたか?

竹内さん

報告前の1~2週間は毎晩3時ごろまで仕事してましたね。報告書はWordで作ることが多いんですが、とにかく時間がかかります。。

 

-3時ですか!コンサルファームではよく聞く話ですが…笑

竹内さん

本業の後で作業するしかありませんからね。今思い出しても、かなりハードでした。

 

-そこまでキツイと中退する人もいるんじゃないですか?ネットの記事では「養成課程はドロップアウトする人も普通にいる」なんて見ますけど。

竹内さん

私が通ったMOTの同期は1人も中退せず、全員が修了しました。ただ転勤で通えなくなったり、どうしても本業が忙しくなって折り合いが付かなくなって辞めるケースはあるでしょうね。

 

-最後にぶっこみます。養成課程に通って良かったと思いますか?

竹内さん

1年で修了して中小企業診断士になれましたし、素敵な講師や同期に合えたので、通って良かったと思います。

ただ2次試験に受かるならそれに越したことはないとも感じます。養成課程はお金・時間・体力面の負担が大きいのは事実なので。

2次試験を受けずに最初から養成課程を志望する人もいると聞きますが、個人的にはまず一度は2次試験にチャレンジするのがおすすめです。2次試験対策で学ぶ「構造化した文章を書く能力」は仕事にも必ず活かせるし、自分の成長につながるからです。

 

-養成課程のリアルな実態がよく分かりました。本日はありがとうございました!

 

まとめ

 

今回は実際に養成課程を修了して中小企業診断士になった竹内さんへのインタビューを中心に、養成課程のリアルな内容をお届けしました。

 

記事のポイントを整理します。

・養成課程を修了すれば、2次試験や実務補習を経ずに中小企業診断士になれる
・養成課程は全国に13か所。費用は200万~250万円、期間は6か月~2年ほど
・養成課程の入試を突破するには中小企業診断士になった後のビジョンを具体的に語れることが大切
・養成課程の「企業診断実習」は実際の中小企業に対するコンサルティング。繁忙期は連日深夜まで作業が続く
・養成課程は良い経験になるが、お金・時間・体力面の負担が大きい。2次試験に受かるに越したことはない

 

以上です。

 

これから中小企業診断士試験にチャレンジする人は、まずは1次試験・2次試験のストレート合格を目指しましょう。

 

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【独学】中小企業診断士に200時間で合格した勉強法を完全公開

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また以下では中小企業診断士の通信講座を極めたぼくがおすすめする3社を徹底比較しています。こちらもあわせてどうぞ。

 

【2021年9月版】中小企業診断士のおすすめ通信講座3つを比較【現役の診断士が厳選】

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今回は以上です。

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  • この記事を書いた人

かげつ

中小企業診断士(R3年登録)【経歴】一橋大学経済学部▶インフラ企業(財務部門)▶コンサル会社(Big4)▶独立│通信講座と過去問を使い、約200時間の学習で中小企業診断士試験にストレート合格│効率の良い勉強法などを発信│鹿児島・福岡・将棋・テニスを愛する30代

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