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【13個のグラフでマスター】中小企業診断士試験の合格率を徹底解剖

 

・中小企業診断士試験の合格率ってどれくらいなの?
・予備校ごとの合格率が調べられるってホント?
・最も合格率が高い予備校はどこ?

 

こんな疑問にお答えする記事をかきました。

 

この記事では、現役の中小企業診断士のぼくが、中小企業診断士試験の合格率を徹底的に解説していきます!最初にポイントだけお伝えしておきますね。

 

・中小企業診断士の合格率は4~8%です。
・予備校の合格率は厚生労働省の教育訓練給付制度検索システムで調べられます。
・合格率が最も高い予備校はスタディングです。

 

上記をくわしく解説していきますね。

 

この記事を最後まで読めば、中小企業診断士試験の合格率についてマスターでき、今日から勉強をはじめられる状態になりますよ!

 

前置きはこのへんにして、はじめていきましょう。

 

中小企業診断士試験の内容から知りたい!という人は、以下記事を先に読んでいただくと理解が深まります。

【社会人に大人気】中小企業診断士とはどんな資格?現役診断士が徹底解説!

続きを見る

 

1次試験の合格率【20~40%】

 

まずは1次試験の合格基準と合格率の推移を見ていきましょう。

 

合格基準

・全7科目×100点の700点満点
・700点中420点以上で合格
・ただし40点未満の科目があるとダメ

※最大3年間で1次試験突破を目指す「科目合格」という制度もあります。くわしくは1次試験の内容と対策をご覧ください。

 

1次試験合格率の推移

1次試験の合格率は、2019年度から急上昇している

1次試験の合格率は2019年から急上昇

 

年度 受験者数 合格者数 合格率
2020年 11,785 5,005 42.5%
2019年 14,691 4,444 30.2%
2018年 16,434 3,236 19.7%
2017年 14,343 3,106 21.7%
2016年 13,605 2,404 17.7%

過去の試験結果・統計資料(中小企業診断協会)を基に筆者作成

 

1次試験の合格率は2019年から急上昇中。理由は「国が中小企業診断士を増やしたがっており、試験の難易度を下げているから」です。

 

くわしくは中小企業診断士試験の難易度が低下している理由で解説しています。興味がある人はぜひ読んでください。

 

科目別の合格率推移

 

1次試験は科目別の合格率も公表されています。こちらもグラフで整理してみました。各科目の特徴を一言ずつ紹介しますね。

 

経済学・経済政策

経済学・経済政策の合格率推移

年度 合格率
2020年 23.5%
2019年 25.8%
2018年 26.4%
2017年 23.4%
2016年 29.6%

経済学・経済政策

合格率は20~30%程度で、わりと安定しています。最初に対策する人が多い科目だからでしょう。

 

財務・会計

財務・会計の合格率推移

年度 合格率
2020年 10.8%
2019年 16.3%
2018年 7.3%
2017年 25.7%
2016年 21.6%

財務・会計

たまに10%前後まで難化します。計算問題が多いので、数字が苦手な人はドツボにはまりやすいです。

 

企業経営理論

企業経営理論の合格率推移

年度 合格率
2020年 19.4%
2019年 19.4%
2018年 7.1%
2017年 9.0%
2016年 29.6%

企業経営理論

こちらもたまに10%前後まで難化します。設問文・選択肢ともに長く、ミスリードしやすいのが特徴です。

 

運営管理

運営管理の合格率推移

年度 合格率
2020年 9.4%
2019年 22.8%
2018年 25.8%
2017年 3.1%
2016年 11.8%

運営管理

難易度が安定しない科目として知られています。2020年は出題傾向も大きく変わり、2021年以降も要注意の科目です。

 

経営法務

経営法務の合格率推移

年度 合格率
2020年 12.0%
2019年 10.1%
2018年 5.1%
2017年 8.4%
2016年 6.3%

じつは最も合格率が低水準の科目純粋に問題のレベルが高いです。科目合格狙いで最後に経営法務が残るとつらいです。

 

経営情報システム

経営情報システムの合格率推移

年度 合格率
2020年 28.7%
2019年 26.6%
2018年 22.9%
2017年 26.6%
2016年 8.5%

経営情報システム

近年は30%近い合格率で安定しています。用語の意味を丸暗記してゴリ押せる科目なので受かりやすいです。

 

中小企業経営・政策

中小企業経営・政策の合格率推移

年度 合格率
2020年 16.4%
2019年 5.6%
2018年 23.0%
2017年 10.9%
2016年 12.5%

中小企業経営・政策

合格率は全体的に低め。中小企業白書からの出題が多く、毎年内容が変わって対策しづらいです。

 

以上、科目別合格率を紹介しました。まとめると「経営法務」と「中小企業経営・政策」がキツイんです。年によってはめちゃくちゃむずかしくて60点が取れそうにない。

 

ぼくは基本的に一発合格(7科目で420点以上を取る)をおすすめします。なぜなら「経営法務」や「中小企業経営・政策」が難化してダメダメでも、他の科目でカバーできるからですね。

 

実際、ぼくが受かったときの点数は以下でした。

 

科目 点数
経済学・経済政策 72
財務・会計 72
企業経営理論 72
運営管理 63
経営法務 56
経営情報システム 84
中小企業経営・政策 59
合計 478

 

一発合格を狙う場合は、得意科目の高得点が活かせます。「科目合格」を狙う場合は、60点も80点も同じなので、せっかくの得意科目が活かせません。この違いはしっかり押さえておきましょう。

 

2次試験の合格率

 

続いて2次試験の合格基準と合格率の推移を見ていきましょう。

 

2次試験の合格基準

・全4科目×100点の400点満点
・240点以上で合格(科目合格は無し)

 

2次試験には「筆記試験」と「口述試験(面接)」の2段階があります。それぞれの合格率の推移を紹介します。

 

2次試験(筆記試験)の合格率推移

2次試験の合格率は、毎年20%前後で安定している

2次試験の合格率は20%前後で安定

年度 受験者数 合格者数 合格率
2020年 6,388 1,175 18.4%
2019年 5,954 1,091 18.3%
2018年 4,978 906 18.2%
2017年 4,279 830 19.4%
2016年 4,394 842 19.2%

過去の試験結果・統計資料(中小企業診断協会)を基に筆者作成

 

筆記試験の合格率はだいたい20%前後です。安定している理由は、実質的には相対評価の試験だから。

 

相対評価とは

合格点を超えた人が全員受かるのではなく、上位20%くらいが受かるように採点されてる試験ってことです。

 

2次試験(口述試験)の合格率推移

年度 受験者数 合格者数 合格率
2020年 1,175 1,174 99.9%
2019年 1,091 1,088 99.7%
2018年 906 905 99.9%
2017年 830 828 99.8%
2016年 842 842 100.0%

過去の試験結果・統計資料(中小企業診断協会)を基に筆者作成

 

口述試験はほぼ全員が合格します。雑な言い方ですが、当日会場に行って日本語を話せば受かります。

 

合格率を調べる上で、口述試験は無視してOKです。どんな試験なのかどうしても気になる人は以下記事をどうぞ。ぼくの口述試験をできる限りリアルに再現しています。

»口述試験の内容と対策【絶対受かる】

 

 

1次試験、2次試験それぞれの合格率を解説しました。まとめると以下になります。

 

1次試験:20~40%
2次試験:20%

試験全体の合格率=(20~40%)×(20%)=4~8%

 

2020年の合格率【詳細】

 

ここからは2020年の合格率をくわしく分析します。具体的には以下の切り口で見ていきますよ。

 

・男女別合格率
・年齢別合格率
・地区別合格率
・勤務先別合格率

 

男女別合格率

 

1次試験

性別 申込者数 合格者数 合格率
男性 18,146 4,655 25.7%
女性 2,023 350 17.3%
合計 20,169 5,005 24.8%

令和2年度第1次試験『統計資料』(中小企業診断協会)

 

2次試験

性別 申込者数 合格者数 合格率
男性 6,595 1,076 16.3%
女性 487 98 20.1%
合計 7,082 1,174 16.6%

令和2年度第2次試験『統計資料』(中小企業診断協会)

1次試験は男性が、2次試験は女性の合格率がやや高い結果となっています。ただ、女性はそもそも受験者数が少ないので、男女によって明確な違いがあるとは言えません。

 

年齢別合格率

 

1次試験

1次試験の年代別合格率

年代 申込者数 合格者数 合格率
20歳未満 150 19 12.7%
20代 3,288 816 24.8%
30代 6,124 1,609 26.3%
40代 5,803 1,398 24.1%
50代 3,665 906 24.7%
60代 1,018 237 23.3%
70歳以上 121 20 16.5%
合計 20,169 5,005 24.8%

令和2年度第1次試験『統計資料』(中小企業診断協会)

 

2次試験

2次試験の年代別合格率

年代 申込者数 合格者数 合格率
20歳未満 11 1 9.1%
20代 824 218 26.5%
30代 2,127 501 23.6%
40代 2,109 296 14.0%
50代 1,519 143 9.4%
60代 451 13 2.9%
70歳以上 41 2 4.9%
合計 7,082 1,174 16.6%

令和2年度第2次試験『統計資料』(中小企業診断協会)

 

1次試験は、20代~60代まで合格率に大差ありません。
2次試験は、20代がピークで年齢とともに不利になります。

 

ココが超重要。2次試験は年を取るほど受かりにくくなるんです。

 

その理由は、2次試験に以下の特徴があるからです。

・大学受験の国語のような試験である
・短時間での瞬発力が試される試験である

 

基本的には2次試験に受からないと診断士になれないので、「できる限り早く受験した方がよい」ということはよくご理解ください。

 

地区別合格率

 

1次試験

地域 申込者数 合格者数 合格率
札幌 406 103 25.4%
仙台 838 175 20.9%
東京 11,231 2,876 25.6%
名古屋 1,841 430 23.4%
大阪 3,697 958 25.9%
広島 843 191 22.7%
福岡 1,124 242 21.5%
那覇 189 30 15.9%
合計 20,169 5,005 24.8%

令和2年度第1次試験『統計資料』(中小企業診断協会)

 

2次試験

地域 申込者数 合格者数 合格率
札幌 137 28 20.4%
仙台 253 41 16.2%
東京 4,144 696 16.8%
名古屋 634 117 18.5%
大阪 1,267 187 14.8%
広島 279 39 14.0%
福岡 368 66 17.9%
那覇 - - -
合計 7,082 1,174 16.6%

令和2年度第2次試験『統計資料』(中小企業診断協会)

首都圏の合格率がやや高い傾向にあります。これは、次に説明する「勤務先別合格率」で上位の職業が首都圏に集中しているからです。

 

勤務先別合格率

 

1次試験

1次試験の職業別合格率

令和2年度第1次試験『統計資料』(中小企業診断協会)

 

2次試験

2次試験の職業別合格率

令和2年度第2次試験『統計資料』(中小企業診断協会)

※表は長いのでカットしました。


わりと職業間の合格率に差があります。とくに2次試験は「経営コンサルタント事務所等勤務」「政府系金融機関勤務」など脳みそを酷使させられてる人たちが受かりやすいです。

 

 

以上、中小企業診断協会が発表する統計資料をもとに、合格率についていろいろと解説してきました。でもこれだけじゃ物足りませんよね。

 

あなたが知りたいのは「予備校や通信講座を使ったらどのくらい合格率が上がるの?」という点でしょう。次章で解説していきます。

 

予備校の合格率を調べる裏技

 

基本的に、予備校や通信講座の合格率は公表されていません。でも裏技がありまして、厚生労働省の教育訓練給付制度検索システムというサイトで調べられます。

 

教育訓練給付制度を使っている人の合格率に限られますが、信ぴょう性の高いデータを見ること ができますよ。

 

実際に主な予備校や通信講座の合格率を調べた結果が以下です。

 

講座名 2019年 2018年 2017年
TAC 16.2 15.5 13.8
資格の大原 50.0 25.0 25.0
クレアール 9.2 17.1 -
KEC 26.9 30.8 57.1
スタディング 72.0 63.2 26.0
フォーサイト 32.2 33.3 -

 

最も合格率が高いのは通信講座のスタディング。ここ2年は60~70%という驚異的な合格率をたたき出しています。

 

合格率を自分で調べたい人は【衝撃】スタディングの合格率が72.0%だった件をどうぞ。

 

かげつ
ぼくもスタディングを使って200時間で合格しました。スマホ1台でどこでも勉強できて効率的でしたよ。くわしくは以下の体験記にまとめています!

 

スタディング中小企業診断士講座の評判は?【200時間で合格したぼくが徹底解説】

続きを見る

 

まとめ:合格率が上がっている今が狙い目!中小企業診断士にチャレンジしよう!

 

記事の内容をまとめます。

・中小企業診断士の合格率は4~8%程度
・1次試験は科目ごとに合格率が結構違う
・2次試験は実質的に相対評価(合格率20%)
・予備校の合格率は厚生労働省の教育訓練給付制度検索システムで調べられる
・合格率が最も高いのはスタディング

 

なお、中小企業診断士の難易度は合格率だけでは測れません。

・合格に必要な勉強時間
・資格の偏差値
・他の資格との比較
・数字に見えないリアルな難しさ

 

これらを踏まえて「苦労して目指す価値がある資格なのか」をよく考えるのがおすすめです。中小企業診断士の難易度は以下の記事で完全解説しています。ぜひ参考にしてください!

中小企業診断士試験の難易度
【初学者必見】中小企業診断士の難易度を完全解説【今が最も狙い目】

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記事の中でも解説したとおり、今は1次試験の合格率があがっていて狙い目です。本気で受かりたい人は、以下記事を読んで今日から勉強をはじめましょう!

【独学】中小企業診断士に200時間で合格した勉強法を完全公開

続きを見る

 

今回は以上です。

 

ライバルに知られたくない有益情報

さいごに1つだけ、ライバルに知られたくない有益情報をお伝えします!通信講座専門の予備校「クレアール」が発行している本で『非常識合格法』というものがあります。

 

『非常識合格法』では、範囲が広大な中小企業診断士試験に効率よく受かるポイントが網羅されています。

 

他校で勉強していたぼくも、読んでみたら「目からうろこな情報」ばかりでした。実際、この本の勉強法を実践した結果、苦手だった経営情報システムが得意科目になり、本番では84点を取れました。

 

『非常識合格法』は定価1,650円で販売されてますが、毎月100名限定で無料でもらえます。クレアールに資料請求すると数日で送られてきます。

 

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  • この記事を書いた人

かげつ

中小企業診断士(R3年登録)【経歴】一橋大学経済学部▶インフラ企業(財務部門)▶コンサル会社(Big4)▶独立│通信講座と過去問を使い、約200時間の学習で中小企業診断士試験にストレート合格│効率の良い勉強法などを発信│鹿児島・福岡・将棋・テニスを愛する30代

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