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転職

中小企業診断士はコンサル転職に有利という「真っ赤なウソ」を解説

 

中小企業診断士を取れば、コンサル業界への転職に有利って聞いたけど、本当ですか?コンサルに転職して収入アップを目指したいのですが…

 

こんな疑問に答える記事です。

 

本記事の内容

・「中小企業診断士を取ればコンサル転職に有利」はウソ
・コンサルに転職したいなら今日から転職活動を始めるべき
・中小企業診断士を取りたいなら今日から勉強すべき

 

ネットで[中小企業診断士 転職]と検索すると、「中小企業診断士を取ればコンサル業界への転職に有利」と書いている記事が結構見つかります。

 

結論から言うと、これらはウソです。著者のプロフィールを見ると、コンサルの勤務経験どころか転職経験もない人ばかりで、何を根拠に書いているのか分かりません。

 

この記事では、

・事業会社→コンサルへの転職経験あり
・BIG4コンサル(デロイトトーマツ)で4年勤務
・100名以上の中途入社組とプロジェクトで協働

 

上記の経験をもつぼくが、中小企業診断士×コンサル転職についての真実を忖度なしでお話しします。

 

本記事の執筆者

かげつ(@kagetsu_smec

 

 

なぜ「中小企業診断士はコンサル業界の転職に有利」とウソをつくのか

 

まずは、他サイトがウソを書く理由をお話しします。これは、受験生予備軍に期待をもたせ、自分のサイトから予備校や通信講座に申しこませて広告収入を得るためです。

 

自分のサイトに掲載した広告をクリックした読者が予備校や通信講座に申しこむと、サイトの運営者に広告収入が入ります。(いわゆるアフィリエイト広告)ぼくのサイトもそうしてますし、別に広告収入を得ること自体は何ら問題ありません。

 

ただ、「ウソを書いて受験生の期待をあおり、商品やサービスを買わせる行為」は非常に悪質です。それらの記事を読み「中小企業診断士になればハイクラスな転職に成功できる!」と信じて3年がかりで合格したのに、いざ転職活動をしてみたら箸にも棒にも掛かからなかった、なんて人が普通にいると思うと恐ろしい。

 

上記の記事は、「これを飲めば運動ゼロでやせます!」と言って、あやしげな水を売る詐欺師と何ら変わりません。「稼ぐためなら読者に平気でウソをつくし、読者の人生がどうなっても構わない」くらいのスタンスなんでしょうか。

 

そもそも何を根拠に「中小企業診断士はコンサル転職に有利」と言ってるのか不明瞭な記事ばかりです。まさか、「ググって出てきた情報を、たいして調べもせずにコピペして、ちょこっと文章を変えて記事にした」なんてことはないと信じたいですが・・・

 

せめてぼくのサイトを読んでくださっている方には真実を伝えたい。そう思ってこの記事を書いています。

 

中小企業診断士を取ってもコンサル転職には有利になりません

本題に入ります。残念ですが、中小企業診断士をとってもコンサル転職には有利になりません。なぜなら、コンサル会社が中途採用の際に重視している要素は以下3つだから。

・地頭(学歴)
・年齢
・経歴

 

重視する要素の1つ目は地頭。学歴やケース面接の受け答えで判断しています。2つ目は年齢で、未経験からの転職なら1日でも若いほうが有利です。3つ目は経歴で、コンサル業や、他業種でのプロマネ経験などを評価します。

 

残念ながら、持っている資格は評価しないというか、まともに確認もしないです。事実、ぼくは4年間ほどデロイトトーマツコンサルティングというコンサル会社で働き、100名以上の中途入社組と一緒に仕事をしましたが、「中小企業診断士だから採用された人」は1人も見たことがありません。

 

というか、持ってる人がほとんどいません。リアルな数字を伝えると、ぼくが所属していた部署では、75名のうち、中小企業診断士ホルダーはわずか3名でした。しかも3名とも入社後に中小企業診断士を取っていました。

 

デロイトトーマツだけ中小企業診断士が特別少ない可能性も考慮し、他のBIG4やアクセンチュア、アビーム、ベイカレント、BCGの知人にも確認しましたが、同じような状況でした。

 

ぼくが知らないどこかのコンサル会社が中小企業診断士を大量採用しているのかもしれませんが、ぼくの調べた結論としては、「中小企業診断士はコンサル転職に有利」はウソです。

 

驚くことに「デロイトトーマツは中小企業診断士の採用に積極的」とか書いてる記事も見つけました。在籍したこともない人にどうしてそんなことが分かるんでしょうか・・・

 

コンサルと中小企業診断士は別人種

 

多分、「中小企業診断士はコンサル転職に有利」と書くライターの思考回路は以下です。

 

「中小企業診断士」=「経営コンサルタント」=「コンサル会社勤めの人」=「コンサル会社に就職しやすい」

 

これがすでに間違っています。「コンサル会社勤めの人」と「中小企業診断士」って全然人種が違います。ざっくり説明すると以下のような人が多いです。

 

コンサル会社勤めの人

コンサル会社のブランドこそ至高。資格なんて仕事ができないヤツが取るものだ!

 

中小企業診断士

コンサル会社は、看板がないと仕事ができない人たちだ。自分たちのようにハンズオンで中小企業を支援する人材こそ真のコンサル

 

だいたいこんなノリなんですよね。両方の人種を見たぼくの経験では、水と油と言ってもいいくらい違います。コンサル会社に勤めていたころ、同僚に中小企業診断士を目指していると伝えたら「そんな資格を取って、何の意味があるの?」と笑われたことは1度や2度ではありません。

 

ということで、「中小企業診断士」=「経営コンサルタント」=「コンサル会社勤めの人」=「コンサル会社に就職しやすい」は成り立ちませんし、両者は違う人種です。まあ、人のふんどしで相撲を取ってるわりに偉そうという点で、本質的な部分は似ていると思いますが。

 

コンサル業界への転職で知っておくべきこと

 

コンサル転職に求められる要素を再掲します。

・地頭(学歴)
・年齢
・経歴

 

上記をふまえ、コンサル業界を志望する方が知っておくべきポイントを2つお伝えします。(地頭はどうしようもないので割愛)

 

・未経験なら1日でも若いほうが良い
・経歴をきちんと整理すれば転職の成功率が高まる

 

未経験なら1日でも若いほうが良い

 

未経験からコンサル会社を目指す場合、1日でも若いほうが評価されます。なぜなら、若い人のほうが体力や伸びしろが残っているから。

 

コンサル会社では新卒組が圧倒的に出世が速い点も知っておきましょう。35歳で「コンサルタント」(どのコンサル会社でも下から2つ目くらいの役職)として入社し、27歳のマネージャーにガン詰めされた、なんて話も普通にあります。新卒で35歳ならパートナー(執行役員)になってる人もいますからね・・・

 

日本の伝統的な企業と違い、コンサル会社に年功序列の風土はありません。百歩ゆずって、中小企業診断士を取ることが多少プラスの効果をもたらしたとしても、資格の勉強にかかる2~3年で歳をとるマイナス効果のほうが全然大きい。とにかく早く転職するのが正解です。

 

経歴をきちんと整理すれば転職の成功率が高まる

 

中小企業診断士を持っていないくても、経歴をちゃんと整理できれば、未経験でもコンサル会社に入社できる可能性はあります。というのも、コンサル会社は「自分の部署で抱えている、または提案中のプロジェクトにすぐに使える人」を探しているからです。

 

たとえば、「クライアントに対し、基幹系システムのSAPを導入するプロジェクト」があったとします。

 

このとき、もしあなたが現職でSAPユーザーだったり、システムの更新に携わった経験があれば、中小企業診断士の資格を持つより、ずっと採用される確率は高まります。

 

というのも、資格は持ってるけど戦力になるか不安な人より、とりあえずSAPの触り方を知ってる人のほうが、このプロジェクトの場合だと役立ちそうですからね。

 

あなたの中では大した経験でなくても、コンサル会社からしたらピッタリはまる魅力的なキャリアかもしれません。ということで、経歴をしっかり整理できれば転職の成功率は高まります。

 

コンサル転職が目的なら今日から転職活動を始めよう

 

前章の話をまとめると以下です。

・コンサル業界に転職するなら1日でも若いほうが良い
・コンサル転職には、経歴の整理が重要

 

コンサル業界への転職が目的なら、今日からすぐに転職活動を始めましょう。経歴を整理しながら転職活動を行うには、コンサル転職に精通したプロのエージェントと対話しながら進めるのがベストです。

 

ぼくのおすすめはアクシスコンサルティング。以下が強みでして、コンサル志望なら圧倒的におすすめです。

・コンサル業界に特化した転職エージェント
・自分の経歴や強みをキレイに整理して安心して転職活動に取り組める
・コンサル会社ごとの対策ノウハウが蓄積されている

 

ぼくもコンサル会社に勤めていたころ、転職志望者として使ったことがありますが、頭が切れるエージェントばかりで助かりました。

 

転職エージェントだとリクルートも定番ですが、ぼくは「コンサル業界にくわしくない上に、やたらガツガツしてる」エージェントを引いた苦い経験があるのであまりおすすめしません(笑)

 

なお、転職エージェントを併用するとやり取りの負担が増えますし、求人が被るので良くないです。BIG4、アビームコンサルティング、アクセンチュアあたりを狙うならアクシスコンサルティング1社で十分です。

 

»アクシスコンサルティングの転職支援サービスを無料で利用する

 

中小企業診断士を取ることが目的なら今日から勉強しよう

 

「転職というよりは、将来の独立を目指して中小企業診断士を取りたい気持ちのほうが強い」という人は、今日から勉強しましょう。というのも、今日があなたが1番若い日ですし、次の試験日から最も遠い日だからです。

 

転職にせよ試験勉強にせよ、「今は忙しいから、落ち着いてから腰を据えて考えよう」というタイプの人は、多分成功できないです。人生はそんなに長くないし、迷っている時間はありません。

 

通信講座なら5~10分ほどで勉強を始められます。ぼくは通信講座のスタディングを使って勉強し、ストレートで合格できました。スキマ時間を使った勉強と相性がよいため、まとまった勉強時間がとりづらい人にはイチオシですよ。

 

スタディング中小企業診断士講座の評判は?【200時間で合格したぼくが徹底解説】

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まとめ

 

記事のポイントを整理します。

・「中小企業診断士はコンサル業界への転職に有利」はウソ
・コンサル業界への転職を成功させるには1日でも若いほうが良い
・資格がなくても、経歴を整理し、それがコンサル会社の需要とマッチすれば転職の成功率は高まる
・コンサル志望なら、今日からアクシスコンサルティングで転職活動を始めるべき
・中小企業診断士への合格が目的なら、今日からスタディングで勉強を始めるべき

 

人生はあっという間です。疑問が晴れたらすぐに行動に移しましょう。おわり。

  • この記事を書いた人

かげつ

中小企業診断士(R3年登録)【経歴】一橋大学経済学部▶インフラ企業(財務部門)▶コンサル会社(Big4)▶独立│通信講座と過去問を使い、約200時間の学習で中小企業診断士試験にストレート合格│効率の良い勉強法などを発信│鹿児島・福岡・将棋・テニスを愛する30代

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