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一次試験対策

中小企業診断士│一次試験の科目免除の仕組み【意外な落とし穴も解説】

 

中小企業診断士の1次試験は受験科目の一部が免除される仕組みがあるって聞くけど、どんな内容?積極的に狙うべきなのかな?

 

こんな疑問に答える記事となっております。

 

本記事の内容

・1次試験の科目免除の条件2つ
・あえて免除せず受けたほうが良い場合もある
・免除者にあった勉強法【通信講座】

 

本記事の執筆者

かげつ(@kagetsu_smec

 

現役の中小企業診断士がていねいに解説します。安心してご覧くださいませ。

 

1次試験の科目免除条件2つ

 

中小企業診断士の1次試験では、特定の条件を満たすと受験が免除されます。これを「科目免除」といいます。科目免除の条件は以下2つ。

 

・特定の資格などをもっている
・2年前までに科目合格している

 

それぞれの条件をくわしく解説します。

 

免除条件①:特定の資格などをもっている

 

特定の資格や学歴などを持っていると、科目免除となる場合があります。

 

なぜなら、資格や学歴がすでに高度な専門知識を持っていることの証明になるからです。ざっくりまとめると下表のとおり。

 

資格 経済学・
経済政策
財務・会計 経営法務 経営情報
システム
弁護士等
公認会計士等
不動産鑑定士等
税理士等
経済学教授等
技術士等
各種IT資格合格者等

出所:中小企業診断協会Webサイト

 

資格や学歴により科目免除を受けられるのは以下4科目。

・経済学・経済政策
・財務・会計
・経営法務
・経営情報システム

 

科目ごとの免除条件を細かく見ていきましょう。「概要がわかったから、もういい!」という人は、免除条件②2年前までに科目合格しているまでジャンプしてください。

 

経済学・経済政策

 

科目免除対象者

・大学等の経済学の教授、准教授・旧助教授(通算3年以上)
・経済学博士
・公認会計士試験または旧公認会計士試験第2次試験において経済学を受験して合格した者
・不動産鑑定士、不動産鑑定士試験合格者、不動産鑑定士補、旧不動産鑑定士試験第2次試験合格者

 

上記に該当する方は「経済学・経済政策」の受験が免除されます。「経済学・経済政策」は、ミクロ経済・マクロ経済の入門レベルの科目であり、プロのエコノミストが受けるまでもないからです。

 

財務・会計

 

科目免除対象者

・公認会計士、公認会計士試験合格者、会計士補、会計士補となる有資格者
・税理士、税理士法第3条第1項第1号に規定する者(税理士試験合格者)、税理士法第3条第1項第2号に規定する者(税理士試験免除者)、税理士法第3条第1項第3号に規定する者(弁護士または弁護士となる資格を有する者) 

 

長いですが、要するに公認会計士・税理士・弁護士です。

 

公認会計士や税理士は財務・会計のプロフェッショナルですから、科目免除は当然ですね。また弁護士は弁護士法3条2項を踏まえ、免除対象者になっています。

弁護士は、当然、弁理士及び税理士の事務を行うことができる。

弁護士法3条2項

 

弁護士になれば税理士資格も取れます。だから税理士と同様に弁護士も財務・会計の受験が免除されます。

 

経営法務

 

科目免除対象者

・弁護士、司法試験合格者、旧司法試験第2次試験合格者

 

こちらは説明不要ですね。法律の専門家である弁護士は、経営法務の受験が免除されます。

 

経営情報システム

 

科目免除対象者

・技術士(情報工学部門登録者に限る)、情報工学部門に係る技術士となる資格を有する者
・次の区分の情報処理技術者試験合格者(ITストラテジスト、システムアーキテクト、応用情報技術者、システムアナリスト、アプリケーションエンジニア、シス
テム監査、プロジェクトマネージャ、ソフトウェア開発、第1種、情報処理システム監査、特種)

 

さいごに経営情報システム。こちらは対象資格が10個以上と多いのが特徴です。ただし対象資格が多いといっても科目免除を狙いにいくのは大変。

対象資格で最も簡単と言われる「応用情報技術者」でも、資格偏差値は65程度。(参考:資格の取り方

 

間違っても「経営情報システムの科目免除を受けるために応用情報技術者を取ろう!」とか思っちゃダメですよ。勉強時間が分散して両方とも失敗する可能性が高いです。

 

かげつ
目的を見失わないように注意しましょう。「経営情報システムの基礎固めにITパスポートを受ける」とかも良くないです。真正面から経営情報システムの勉強に取り組むべきかと。

 

免除条件②2年前までに科目合格している

 

続いては2つ目の免除条件「科目合格」についてお話しします。

 

科目合格とは…

1次試験で60点以上取れた科目は「科目合格」となる。
3年以内に全7科目で「科目合格」すれば1次試験合格となる。

 

1度「科目合格」した科目は翌年と翌々年の受験が免除されます。裏返すと「2年前までに科目合格した科目」は科目免除となります。

 

この「科目合格」制度を使い、2~3年かけて資格取得を目指す人も多いです。以下記事でくわしく解説しているので、ぜひ参考にしてください!

 

>>2年計画で合格するポイントたった2つ

 

ここまで科目免除の仕組みを解説してきました。科目免除は一次試験の申込時に自分で申告する必要があります。条件を満たせば自動で免除されるわけではありませんので注意しましょう。

 

また条件は満たしてるけどあえて免除しないという選択肢もアリです。次章でくわしくお話ししていきますね。

 

【要注意】科目免除の落とし穴

 

一見すると魅力しかないように見える科目免除ですが、意外な落とし穴があります。それは免除した科目は60点扱いになるという点です。

 

たとえば弁護士資格を持つ方が1次試験を受験したとしましょう。前章で解説したとおり「財務・会計」「経営法務」の2科目が科目免除になります。上記2科目を免除し、その他の得点が以下だったとします。

科目 得点
経済学・経済政策 54
財務・会計 ※60
企業経営理論 67
運営管理 57
経営法務 ※60
経営情報システム 55
中小企業経営・政策 62
合計 415

※免除科目

この場合、合計415点で残念ながら不合格です。

 

1次試験は「7科目で合計420点以上、かつ40点未満の科目が1つもない」場合に合格となります。

 

では「経営法務」を免除せずに受験し、70点を取れた場合はどうでしょうか?

科目 得点
経済学・経済政策 54
財務・会計 ※60
企業経営理論 67
運営管理 57
経営法務 70
経営情報システム 55
中小企業経営・政策 62
合計 425

※免除科目

 

合計425点で1次試験合格です。

 

つまり科目免除には「受ければ高得点を取れるかもしれない科目が60点で固定されてしまう」というデメリットがあるのです。

 

条件を満たしているからと安易に科目免除に飛びつくのではなく、1回は過去問を解いて「自分は何点取れそうか?」を考えて判断するのがオススメですよ。

 

かげつ
予備知識だけで40点くらい取れるようなら、免除せずに受験するのがおすすめです。

 

科目免除者にあった勉強法【通信講座】

 

ここからは科目免除の対象者に合った勉強法をお話しします。結論、通信講座がベストです。

 

なぜなら必要な科目だけを選んで受講できるから。たとえば通信講座のスタディング。

 

通信講座のスタディングには「1次試験科目別コース」がある

 

スマホ1台でいつでもどこでも勉強できる手軽さが魅力。多忙な生活を送る科目免除者でも、スキマ時間を有効に使って勉強できますよ。

 

スタディングには「1次試験科目別コース」が用意されており、1科目ごとに受講できます。

 

・必要な科目だけ受講したい人
・すでに何科目か合格してて、今年は残った科目だけ受けたい人

こんな人にぴったりですよ。

 

4~5科目以上受講する人は全科目がセットになった1次2次合格コースのほうが割安になります。

 

かげつ
ぼくもスタディングで勉強して合格しました。実際に学んで感じたスタディングの長所・短所を以下記事にまとめています。ぜひ参考にしてください!

 

スタディング中小企業診断士講座の評判は?【200時間で合格したぼくが徹底解説】

続きを見る

 

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スタディング以外にも低価格と高品質を両立している通信講座はたくさんあります。中小企業診断士の通信講座を知りつくしたぼくが、おすすめ3社を厳選して比較した記事もご用意しています。ぜひご覧ください。

 

【2021年9月版】中小企業診断士のおすすめ通信講座3つを比較【現役の診断士が厳選】

続きを見る

 

参考

1次試験とちがい、2次試験には科目免除がありません。ただし「養成課程」と呼ばれる機関を修了することで、2次試験を受けなくても中小企業診断士になれるルートがあります。

 

科目免除できなくても、気にせず勉強して合格を目指そう

 

記事のポイントを整理します。

・中小企業診断士の1次試験には科目免除の仕組みがある。具体的には「特定の資格などをもっている」「2年前までに科目合格している」の2つ。
・「免除した科目は60点扱いになる」点に注意。免除せずに普通に受けた方が良いケースもある。
・科目免除者にあった勉強法は通信講座。必要な科目だけ選んで受けられるスタディングがおすすめ。

 

1次試験の科目免除のルールを見てきましたが、あてはまるものはありましたか?

 

初めて受験する方は「何も当てはまらなかった…」という人が多いでしょう。でも心配ありません。ほぼみんな免除には該当していませんから。

 

免除できる・できないを気にするのではなく、1日でも早く勉強をはじめることが合格の秘訣です。

 

なぜなら今日が、「試験日から最も遠い日」=「あなたの合格率が1番高い日」だからです。少し厳しい言い方ですが「いつか受けよう」では一生受かりません。

 

本気で中小企業診断士を目指すなら、絶対に今日から勉強しましょう。

 

以下記事で、200時間で合格したぼくの勉強法を完全解説しています。ぜひ皆さまの受験勉強の参考にしてもらえるとうれしいです。

 

【独学】中小企業診断士に200時間で合格した勉強法を完全公開

続きを見る

 

今回は以上です。

 

ライバルに知られたくない有益情報

さいごに1つだけ、ライバルに知られたくない有益情報をお伝えします!通信講座専門の予備校「クレアール」が発行している本で『非常識合格法』というものがあります。

 

『非常識合格法』では、範囲が広大な中小企業診断士試験に効率よく受かるポイントが網羅されています。

 

他校で勉強していたぼくも、読んでみたら「目からうろこな情報」ばかりでした。実際、この本の勉強法を実践した結果、苦手だった経営情報システムが得意科目になり、本番では84点を取れました。

 

『非常識合格法』は定価1,650円で販売されてますが、毎月100名限定で無料でもらえます。クレアールに資料請求すると数日で送られてきます。

 

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  • この記事を書いた人

かげつ

中小企業診断士(R3年登録)【経歴】一橋大学経済学部▶インフラ企業(財務部門)▶コンサル会社(Big4)▶独立│通信講座と過去問を使い、約200時間の学習で中小企業診断士試験にストレート合格│効率の良い勉強法などを発信│鹿児島・福岡・将棋・テニスを愛する30代

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