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一次試験対策

中小企業診断士一次試験│経済学・経済政策の内容と勉強法

 

この記事では、中小企業診断士の学習を始めたばかりの方に向けて、一次試験の科目「経済学・経済政策」の概要や勉強法を紹介します。

 

本記事の内容

 

  • 経済学・経済政策の概要
  • 経済学・経済政策の勉強法
  • 経済学・経済政策攻略のポイント
  • 最初におさえたい!超簡単テーマ

 

本記事の執筆者

かげつ(@kagetsu_smec

 

 

経済学・経済政策の概要

 

ここからは、経済学・経済政策の概要として、以下の内容を解説していきます。

 

  • 出題形式・配点
  • 出題範囲(テーマ)
  • 難易度(合格率)
  • 受験免除の要件
  • 合格に必要な勉強時間

 

出題形式・配点など

 

満点 100点
形式 マークシート
問題数(最新年度) 25問
試験時間 60分

 

経済学・経済政策ははマークシート式、100点満点の試験です。

最近は25問構成が多く、1問あたりの配点は4点です。

 

試験時間は60分。一次試験で最初に行われる科目です。

 

出題範囲(テーマ)

 

経済学・経済政策の出題範囲について解説します。

 

まず、中小企業診断士の試験案内から「経済学・経済政策の科目設置目的」を確認しましょう。

 

科目設置目的

 

企業経営において、基本的なマクロ経済指標の動きを理解し、為替相場、国際収支、雇用・物価動向等を的確に把握することは、経営上の意思決定を行う際の基本である。

また、経営戦略やマーケティング活動の成果を高め、他方で積極的な財務戦略を展開していくためには、ミクロ経済学の知識を身につけることも必要である。

このため、経済学の主要理論及びそれに基づく経済政策について、以下の内容を中心に知識を判定する。

中小企業診断士第1次試験案内(2020年度)

 

要するに、経済学の知識が問われる試験です。

 

もう少し細かく整理すると、以下のような論点(テーマ)の問題が出題されます。

 

主な出題テーマ

 

マクロ経済 国民経済計算、主要経済指標、財政政策と金融政策、国際収支・為替相場、主要経済理論
ミクロ経済 市場メカニズム、市場と組織の経済学、消費者行動と需要曲線、企業行動と供給曲線、産業組織と競争促進

 

主な出題テーマは上の10個。

マクロ経済とミクロ経済から、だいたい同じくらいの比率で出題されます。

 

大学で経済学部だった方は、1年生のころに「経済学入門」のような名前の科目を受講したことがあると思いますが、それに近いレベルです。

 

難易度(合格率)

 

経済学・経済政策のここ5年の合格率は次の通りです。(※一次試験合格者をのぞいた合格率ですのでご注意ください)

 

年度 合格率(%)
2020 23.5
2019 25.8
2018 26.4
2017 23.4
2016 29.6

 

合格率は安定して20%以上で推移しており、科目単位での合格率は一次試験7科目の中で最も高いです。

 

きちんと勉強すれば合格できる科目と言えるでしょう。

 

あわせて読みたい!

 

受験免除の要件

 

次の条件を満たす方は、経済学・経済政策の受験が免除されます。

 

  • 公認会計士等
  • 不動産鑑定士等
  • 経済系の学部の大学教授
  • 経済学の博士課程の卒業者
  • 前年または前々年に経済学・経済政策を科目合格した者

受験免除については、こちらの関連記事でくわしく解説しているので、あわせてご覧ください!

 

 

合格に必要な勉強時間

 

合格に必要な勉強時間は80時間程度(主な出題テーマ10個×8時間)を目安に考えると良いでしょう。

 

経済学部出身者や、他資格(公務員試験など)で経済学を勉強した人であれば、40~50時間程度でも合格水準に達することは可能です。

 

二次試験には出題されない科目なので、何100時間もかける価値はありません。

 

分かってくると楽しくなり、ハマってしまいがちな科目ですが、試験合格という目的に必要な最低限の勉強だけ行う意識を忘れないようにしましょう。

 

次の章からは、経営情報システムの勉強法を紹介していきます。

 

経済学・経済政策の勉強法

 

経済学・経済政策の勉強は、以下の「一次試験の勉強のポイント」を意識して行えば良いです。

 

  • インプット学習・アウトプット学習はセットで行い、アウトプット8割を意識する
  • 脳のリソースを使わない覚え方を考える
  • 意味不明&出題頻度の低い論点は早く捨てる
  • ノートを作らない

 

くわしくは下記の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。

 

【初学者向け】中小企業診断士一次試験の内容と対策を徹底解説!

続きを見る

 

次の章では、経済学・経済政策特有の攻略ポイントをお話します。

 

経済学・経済政策攻略のポイント

 

ここからは、経済学・経済政策の試験を攻略するためのポイントとして、次の4つをお話しします。

 

  1. 知識ゼロの人は、石川秀樹先生の本を読む
  2. 診断士ゼミナールの「入門道場」を見る
  3. 時間をかけず、40~60点を狙う
  4. 簡単なテーマを見極めて勉強する

 

ポイント①知識ゼロの人は、石川秀樹先生の本を読む

 

中小企業診断士の「経済学・経済政策」のテキストを読んでもさっぱり分からない!という人は、石川秀樹先生の入門書『ミクロ経済学』『マクロ経済学』をおすすめします。

 

 

 

私が知る限り、最も簡単な経済学の入門書です。

 

それでも「もう本を読んでも何がなんだか・・・」という人は、次のポイントを読んで下さい。

 

ポイント②診断士ゼミナールの「入門道場」を見る

 

中小企業診断士専門の通信講座「診断士ゼミナール」では、経済学の初学者向けに「入門道場」というコンテンツを用意しています。

 

経済学の勉強で大切な「グラフが動くイメージ」を動画で見ることができるので、本よりもさらに理解しやすいです。

 

経済学・経済政策の対策に不安がある人は、診断士ゼミナールで勉強するのも1つの手でしょう。

 

今なら、通常4,400円の入門道場が無料になるキャンペーンも行われていて、お得です。

 

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ポイント③時間をかけず、40~60点を狙う

 

繰り返しになりますが、経済学・経済政策は二次試験では出題されません。そのため、深入りする意味は少ないです。

 

試験でも、40点(赤点回避)~60点の範囲におさまれば十分と考えましょう。

 

全体的に、マクロ経済の方が簡単なので、たとえば以下のような得点プランを考えてみると良いでしょう。

 

得点\プラン 赤点回避
プラン
科目合格
プラン
ミクロ経済 4問 7問
マクロ経済 6問 8問
正解数 10問 15問
得点 40点 60点

 

かげつ
「40%も取らなきゃ…」ではなく、「25問中10問取れればとりあえず大丈夫」と考えると、先が見えてきますよ。

 

ポイント④簡単なテーマを見極めて勉強する

 

経済学・経済政策に限った話ではありませんが、中小企業診断士の一次試験では簡単なテーマを見極めて勉強することが重要です。

 

まずは、以下のような「マクロ経済の中でも比較的簡単なテーマ」から取り組みましょう。

 

  • GDP・GNPの定義
  • ラスパイレス指数・パーシェ指数の算出
  • 乗数効果の算出(テキストを眺めても意味が分からないので過去問を解く)

 

その次に、ミクロ経済学の中でも得点源化しやすい以下のテーマを押さえるのがおすすめです。

 

  • 比較優位理論
  • ゲーム理論
  • パレート最適・外部性
  • 効用理論(無差別曲線)
  • 所得効果と代替効果

 

中小企業診断士の試験では、時間をかけてもあまり得点に繋がらない論点を捨てることが重要です。

 

私の場合は、「貿易理論」「IS-LM分析」を捨てました。

 

「IS-LM分析」はマクロ経済の主要論点ですが、時間をかけてもあまり定着しなそうな気がしたのでバッサリ捨てました。

 

また、貿易理論は、「比較優位理論」は簡単ですが「自由貿易や保護貿易における余剰」は覚えるのが面倒なので捨てました。

 

自分がそのテーマを覚えるのにかかりそうな時間と、テーマの出題頻度を踏まえて「捨てテーマ」を作るのが、中小企業診断士の一次試験攻略では重要です。

 

最初におさえたい!超簡単テーマ

 

おまけとして、経済学・経済政策について1つだけ、すぐに得点源化できる超簡単なテーマとして「予算制約線」を紹介します。

 

予算制約線

 

本とりんごを消費して生きている人がいるとしましょう。

その人が本・りんごに使える予算の配分を示したものが「予算制約線」です。

 

 

縦軸は本の消費量、横軸はりんごの消費量です。

 

本の消費量がゼロのときりんごの消費量は最大になり、りんごの消費量がゼロのとき本の消費量は最大になりますね。

 

これを線で結んだのが「予算制約線」です。

 

では、本の価格だけが安くなったら、予算制約線はどう変化するでしょうか?

 

答えは、下の図のようになります。

 

 

本が安くなったので、りんごの消費量がゼロのときに買える本の数が増えますね。この図はそれを示しています。(すごく単純な話です)

 

では、りんごの価格だけが安くなったら、予算制約線はどう変化するでしょうか。

 

もうお分かりですね。下の図のようになります。

 

 

では最後に「本とりんごの価格は変わらないけど、自分がお金持ちになったら、予算制約線はどう変化するでしょうか。

 

答えは、下の図のように「両方いっぱい買える」ようになります。

 

 

ただこれだけの話です。

 

実際、2020年度の一次試験の第13問に予算制約線に関する問題が出題されていますので解いてみましょう。

 

参考:2020年度一次試験「経済学・経済政策」

 

落ち着いて解けば難しくないでしょう。

 

このように「ちょっと勉強すれば問題が解けるようになるテーマ」を探し、過去問の演習を通じて知識を定着させるのが一次試験攻略の近道です。

 

おわりに

今回は、中小企業診断士一次試験の科目「経済学・経済政策」の内容や勉強法を紹介しました。

 

当サイトでは、他にも試験対策に関する様々な情報を発信しています。

以下の記事もおすすめなので、ぜひご覧ください!

 

 

ライバルに知られたくない有益情報

さいごに1つだけ、ライバルに知られたくない有益情報をお伝えします!通信講座専門の予備校「クレアール」が発行している本で『非常識合格法』というものがあります。

 

『非常識合格法』では、範囲が広大な中小企業診断士試験に効率よく受かるポイントが網羅されています。

 

他校で勉強していたぼくも、読んでみたら「目からうろこな情報」ばかりでした。実際、この本の勉強法を実践した結果、苦手だった経営情報システムが得意科目になり、本番では84点を取れました。

 

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  • この記事を書いた人

かげつ

中小企業診断士(R3年登録)【経歴】一橋大学経済学部▶インフラ企業(財務部門)▶コンサル会社(Big4)▶独立│通信講座と過去問を使い、約200時間の学習で中小企業診断士試験にストレート合格│効率の良い勉強法などを発信│鹿児島・福岡・将棋・テニスを愛する30代

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