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勉強方法

中小企業診断士の勉強に簿記が必要無い5つの理由

中小企業診断士の財務・会計が理解できるか不安です。先に簿記2級を取っておくと基礎知識がついて良いと聞きますが、本当ですか?

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 中小企業診断士の勉強に簿記が不要な5つの理由
  • でも簿記が全く分からなくて不安なんだよ!という方におすすめの勉強法

本記事の執筆者

かげつ(@kagetsu_smec

 

この記事を読めば、財務・会計の基礎知識を効率的に得る方法が分かりますよ!

中小企業診断士の勉強に簿記は必要無い

「中小企業診断士一次試験の財務・会計は難しいから、予備知識として簿記2級を取っておくとスムーズに学習できる

このような意見を一部で目にしますが、私はそうは考えていません。

結論から言いますと、中小企業診断士の試験対策(一次試験の財務・会計、二次試験の事例Ⅳ)のために、わざわざ簿記2級を取る必要はありません

私がこの記事で伝えたいことはただ1つです。下の図をご覧下さい。

元々簿記の知識を持っている人は、それを活かして財務・会計や事例Ⅳを得意科目にすれば良いでしょう。

しかし、「中小企業診断士の財務・会計対策のために簿記を勉強する」のはコスパが悪いです。

ただこれだけです。

次の章から、「なぜ中小企業診断士の勉強に簿記が必要無いのか?」の理由を説明します。

理由①簿記の知識では、財務・会計の出題範囲をたいしてカバーできない

中小企業診断士の試験対策に簿記の勉強が必要無い最大の理由は、簿記の勉強では一次試験科目「財務・会計」の出題範囲をたいしてカバーできないからです。

財務・会計の出題範囲と、簿記2級の知識でカバーできる範囲を整理したのが下の図です。

図の青字の部分が、簿記2級でカバーできる論点です。

そもそも簿記は会計学(アカウンティング)の試験ですから、財務・会計のうち「会計」部分しかカバーできません

さらに、「会計」の中でも、毎年出題される損益分岐点(CVP)分析や、経営分析は簿記試験では出題されず、簿記の勉強をしても解けるようにはなりません。

かげつ
簿記2級の中で、診断士試験に出るところだけつまんで勉強すればいいじゃん!と思う方もいるかもしれませんが、それなら最初から診断士のテキストで勉強すべきです。

理由②簿記の深い知識が必要な問題は合否に影響しない

続いての理由は、知識の深さに関するものです。

中小企業診断士試験では、簿記の深い知識が無いと解けない問題はほぼ出題されません

また、出題されたとしても、周りの受験生も解けないので合否にはさほど影響しません

実際、「過去問マスター」の重要度区分でも、簿記の深い知識を尋ねる問題の重要度は、最低ランクのCばかりです。

簿記で学ぶ、会計基準や連結会計などは、出題頻度が低い&内容が難しいため、中小企業診断士の対策上は重要度が低いのです。

重要な論点もある

ただし、例えば上の写真の「のれんの処理」は、中小企業診断士の一次試験で出るレベルは非常に簡単なので解けなければなりません。

中小企業診断士の勉強は、投資(勉強にかかる時間)とリターン(得られる得点)を考えて、費用対効果が高いテーマに勉強時間を割くことが短時間合格のコツです。

理由③合格しても何も免除されない

中小企業診断士の一次試験は、一定の資格を取ると受験が免除される場合があります。

しかし、簿記は1級まで取っても何も免除されません

免除制度が無いことは、「両試験で問われる能力が違う」ことの証左ともいえるでしょう。

理由④目的を見失いがちになる

中小企業診断士と簿記をいっぺんに勉強すると、目的を見失いがちになります

最初は、中小企業診断士の財務・会計の基礎固めのために簿記を勉強し始めたのに、いつの間にか「簿記に受かること」が目的化してしまうのです。

その結果、中小企業診断士試験に必要ないレベルの簿記の勉強に時間を取られてしまい、どちらも中途半端になって失敗する。

このようなケースは決して珍しくはありません。

理由⑤試験の性質が違う

そもそもの話ですが、簿記と中小企業診断士の財務・会計は性質が全く異なります

簡単に説明すると次のようになります。

試験 性質
簿記 財務諸表を作る能力を試す(帳簿記録)
中小企業診断士
(財務・会計)
財務諸表を読む能力を試す

たまに「作る能力が無いと読めるようにならない!」と主張する人がいますが、根拠はありません。

小説を書く能力が無いと小説を読めないのか?と言われるとそんなことはないでしょう。

それぞれの問題を見てみよう

本当に違うものなの?と気になる方は、それぞれの試験問題を見てみましょう。

問題の出され方、答え方が全然違うものだということが分かるはずです。

第156回日商簿記2級の問題と解答(パブロフ簿記)

中小企業診断士過去問(中小企業診断協会)

財務・会計初心者におすすめの勉強法

いやいや、でも簿記の知識なんてゼロだし、このまま財務・会計の勉強を始めても意味不明なんだけど!

このように感じる方もいらっしゃるでしょう。

確かに、これまで簿記に全く触れてこなかった人が、いきなり勉強しても理解が進まないのは当然です。

そのような「財務・会計初心者」の人に向けて、おすすめの勉強法をご紹介します。

勉強法①入門書を読む

財務・会計の世界では、初学者の方でも分かりやすい入門書が数多く出版されています。

まず入門書を読んで、財務・会計や事例Ⅳを勉強するスタートラインに立つという勉強法がおすすめです。

会計分野の入門書

会計分野でおすすめの入門書は次の2冊です。

この2冊は、『簿記の知識が無くても、財務3表を読めるようになる』ノウハウを得られる本です。

両方ちゃんと読むと20時間くらいかかるかもしれませんが、簿記2級の勉強時間(200時間以上)と比べるとかなりの近道です。

かげつ
コンセプトが、中小企業診断士の受験生にぴったりハマっていて、おすすめです!

財務分野の入門書

財務分野では、以下のような内容が出題されます。

  • 企業財務理論(投資決定、MM理論、最適資本構成など)
  • 金融工学(デリバティブなど)
  • 投資理論(ポートフォリオ理論、CAPMなど)

財務分野は、初めての方には特に難しいところですが、比較的読みやすい入門書は次の2冊です。

企業におけるファイナンス(資金の調達・運用・獲得・配分)の流れをイメージすることができるようになります。

かげつ
難しく感じるかもしれませんが、金融機関なら入社1年目の新人が読むレベルの本なので、根気強く読んで理解しましょう。

勉強法②診断士ゼミナールの「入門道場」を活用する

中小企業診断士専門の通信講座「診断士ゼミナール」では、とにかく数字が苦手だ!という受験生のために「経済学& 簿記 入門道場」というメニューを用意しています。

用語の意味と簿記のルールをテキスト&講義で勉強でき、基礎知識を早く定着させることができます

かげつ
本を読んでも頭に入ってこなくて挫折しそう・・・という方には、講義動画で勉強するのがおすすめです。

\今なら入門道場が無料!/

診断士ゼミナール公式サイトはこちら

おわりに:簿記を勉強しなくても財務・会計は解ける!

今回は、中小企業診断士の試験対策として簿記を取る必要が無い理由と、財務・会計初心者の人におすすめの勉強法を紹介しました。

もちろん、簿記を取りたい明確な理由がある方が、中小企業診断士と並行して簿記を勉強するのは構いません。

ただし、中小企業診断士の合格が目的であるならば、この記事で紹介した本や通信講座で勉強する方がコスパが良いです。

この記事が、財務・会計や事例Ⅳの対策に悩む方のお役に立てば嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

ライバルに知られたくない有益情報

さいごに1つだけ、ライバルに知られたくない有益情報をお伝えします!通信講座専門の予備校「クレアール」が発行している本で『非常識合格法』というものがあります。

 

『非常識合格法』では、範囲が広大な中小企業診断士試験に効率よく受かるポイントが網羅されています。

 

他校で勉強していたぼくも、読んでみたら「目からうろこな情報」ばかりでした。実際、この本の勉強法を実践した結果、苦手だった経営情報システムが得意科目になり、本番では84点を取れました。

 

『非常識合格法』は定価1,650円で販売されてますが、毎月100名限定で無料でもらえます。クレアールに資料請求すると数日で送られてきます。

 

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しつこい勧誘もないので、受験生は絶対に申しこんでおきましょう。

 

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  • この記事を書いた人

かげつ

中小企業診断士(R3年登録)【経歴】一橋大学経済学部▶インフラ企業(財務部門)▶コンサル会社(Big4)▶独立│通信講座と過去問を使い、約200時間の学習で中小企業診断士試験にストレート合格│効率の良い勉強法などを発信│鹿児島・福岡・将棋・テニスを愛する30代

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